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Adobe CC 年間プラン、2年目の更新をしないとどうなる? 解約の準備と手順

7月は、Adobe Creative Cloud 年間プランの更新月でした。

相変わらず、仕事ではCS4がメインのまま1年が過ぎてしまいました。CS6の案件もぼちぼち入ってきてはいますが、最新バージョンのCC2015なんて全く出番がありません。

Creative Cloud2年目の更新をどうするか考えたのですが、1年目はキャンペーン価格で使えていたものの2年目からは通常価格になります。ほどんど使わないアプリに年間59,760円(税別)はちょっとキツイですよね〜。

というわけで、年間プランは解約して社会人向けの通信講座で「学生・教職員個人版」を購入することにしました。通信講座の件については別に書くとして、今回は解約の手順についてです。

手順といっても簡単で、Adobeアカウントにログインしてアカウント管理でプランを解約を選ぶだけです。

更新月になるとメールで連絡が来ます

更新月に入ったその日にアドビから「更新のお知らせ」メールがきました。

更新のお知らせメール画像

きちんとメールチェックしていれば、知らないうちに更新してたなんてことはなさそうですね。念のためにカレンダーアプリで管理しておくのもいいと思います。

更新月というのは解約料なしで解約できる期間です。例えば、更新日が7月31日の場合、更新月はその前の1カ月間になります。アカウント管理でご自分の更新日を確認しておきましょう。

解約しても更新日までは利用できますので、忘れないうちに早めに解約の手続きをおすすめします。

解約手続きはWebで簡単に終了

アドビのアカウント管理にログインし、「プランおよび製品」の「プランの管理」から「プランを解約」をクリックします。

アカウント管理画面の画像
アンケートで解約の理由を聞かれますので、あてはまる項目を選択して「プランを解約」ボタンをクリックします。その際「60日間無料で使える」等のオファーが表示されますが、これには惑わされず解約しました。(60日間無料で使えても年間契約なので60日で解約しようとすると解約料がかかる仕組み……)

解約後は無償メンバーシップになります

解約手続き後に確認メールが届きます。

adobecc_cancel2

解約しても更新日まではいままで通り使えますが、更新日を過ぎると無償メンバーシップに切替わります。無償メンバーシップで使える範囲のサービスは引き続き利用することができます。

参考 無償の Creative Cloud メンバーシップでは、どのようなサービスを利用できますか?

以下は無償メンバーシップで使えるサービスの一例ですが、Creative Cloudストレージを使っていた場合はストレージ容量が減るので要注意です。

ストレージは100GB⇒2GBに

無償メンバーシップでも2GBのストレージが使えます。利用できるストレージ容量は有償のコンプリートプランの場合100GBなので、解約すると2GBを超えている分のデータは削除されるので注意が必要です。私は解約前に全てのデータを一旦ローカルに移動しておきました。

Typekit Adobe font は無償プランに

Adobe font(旧Typekit) はCreative Cloudで同期しているだけで、自分のパソコンにインストールされているわけではありません。Creative Cloudを解約すれば使えなくなりますが、Adobe IDがあればフォントの基本コレクションは無償で引き続き使えます。契約中に作成したデータ上で、解約後使えなくなるフォントを使用していた場合は更新日の前にアウトライン化やラスタライズ、PDFへの埋め込みをしておく、または他のフォントに変更しておく等の対応が必要です。

体験版は利用可能

最新バージョンの体験版を7日間使うことができます。(※過去に同じバージョンの体験版を利用した期間があると、その分、利用可能期間が短くなります)

いざ更新日!・・・の翌日

InDesign CS6は起動したままにしていたせいか、更新日を過ぎても使えました。

試しにPhotoshop CC(2015.5)を起動してみると「支払情報をご確認ください(残り日数30日)」というパネルがでました。 

残り30日のパネル画面画像

表示されている期限までにご対応いただかないと、Creative Cloud をご利用いただけなくなります。

残り30日ということは体験版として使える期間のようです(現在は体験版の利用可能期間は7日間に変更されています)。

起動したままで使えていたInDesign CS6も一度アプリケーションを終了したら起動できなくなりました。Illustrator CS6、Photoshop CS6なども同じですが、起動しようとすると「サプスクリプションを更新する」というパネルがでました。

サブスクリプションを更新するパネル画面

もしかして、ずっとアプリを終了しないままにしていたらもう少し使えていたのかもしれませんが、そんなの現実的ではないですものね。

解約日の翌日に、再び「解約の確認」というメールが届きまして、とりあえず無事に解約できたようです。

解約の確認メール画面の画像

買い替えはAmazonのセールもチェック

私は社会人でも購入できる通信講座の学生・教職員個人版を購入しましたが、通信講座はちょっと…という方には、Amazonのキャンペーンをチェックすることをおすすめします。特にAdobe公式がキャンペーンを行なっている場合、同時期にAmazonでもセールが行われる可能性が高いです。

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Amazonで購入する場合は、販売元が Amazon であることを必ずご確認ください。マーケットプレイスで出品されている、あなりにも安い Adobe CC は不正なライセンスの可能性があるので要注意です。