今年も確定申告のシーズンですね!
いまごろ必死に領収書を探したり帳簿付けで四苦八苦していたりしませんか?
家族に手伝ってもらってる方もいらっしゃるかもしれません。友人や知人に代わりに税金の計算や記入をしてもらったりしてませんか。
でもちょっと待って!
確定申告って誰かに代理でやってもらっても良いものなのでしょうか?
税理士法で決まってます
税理士法に基づき、有償無償にかかわらず税理士の資格を持っていないと確定申告の代理業務はできません。相手が税理士資格を持っていない場合、確定申告を手伝ってもらうにのは基本的にNG(一部例外あり)です。
代筆と提出は代行OKなので、ご自分で所得や税額の計算をして申告内容を決定すれば、申告書の記入と提出は無資格の家族や知人に行ってもらうことは可能です。
依頼された側が刑罰の対象に
税理士法違反の場合、依頼した方ではなく依頼された方が刑罰(懲役2年以下または罰金100万円以下)の対象になります。
家族に手伝ってもらう程度なら大目に見てもらえるような気もしますが厳密にはダメ(一部例外あり)です。相手に迷惑をかけてしまうことになるので、むやみに無資格の方に確定申告を依頼するのはやめたほうがよさそうですね。
確定申告はラクになってきている
最近では、会計ソフトから銀行やクレジットカードの明細を自動で取得することができたり、電子申告(e-Tax)のおかげで作業負担が減ってきています。
最初は操作を覚えるのが少し大変ですが、仕事でPCが使える程度の知識があれば徐々に慣れてくるので、早めに始めたほうが後々ラクになってきますよ。
フリーランスなら「やよいの青色申告オンライン」などのクラウド会計ソフトが手頃でよいのではないでしょうか?
特に「やよいの青色申告オンライン」は、初年度は1年間無料で全ての機能が利用できますし、白色申告なら2年目以降もずっと無料なので、会計ソフトの費用を抑えたい場合にはおすすめです。(※サポート付きプランは有料です)
フリーランスでも税理士に依頼している方もいるようですが、ビジネスの規模がそれほど大きくないのなら、まずはクラウド会計ソフトを使ってみることをおすすめします。